2010年 06月 06日
唐招提寺・御影堂
5日と6日は、唐招提寺の御影堂が、年一回だけの開かれる日です。
(毎年微妙に何日かは違う日程の様ですが)
今年は、是非一度、「現場の鑑真さん」を見てみたいと、ずっと想い続けておりましたので
昨日は、一人で奈良まで走ってきました。
去年の夏に訪れた時には、この金堂は、修復中でしたが
それもすっかり終わった様です。
天平の甍。迎えてくれました。
それにしても、すっごい人で…
去年の夏には、こんなに人はいなかった。
…って、当たり前か。
でも、静かなお寺が懐かしい。
御影堂を参拝する人の列は、入り口からずっとぐるぐると境内の端っこを行列。
ここが御影堂です。
辺り一面、お線香の匂いが立ちこめています。
鑑真さんに、お焼香をするために並ぶ人が、内部にも行列していました。
私は、お焼香を省いて、手だけ合わせてきました。
この時には、御影堂の特別拝観料がかかるのですが
その代わり?に、ポストカードを三枚いただきました。
鑑真さんは、去年、博物館で見た時よりも
ずっと暗い部屋の奥に、直垂の向こうに座っておられて
目をこらさないと、あまり見えません。
しかし、その部屋の襖絵は、東山魁偉によって描かれたもの
ブルーの海の底の様で、鑑真さんもブルーに囲まれて
普段は、誰もこないこのお堂で瞑想を今も続けているみたいです。
御影堂の横、お寺の一番奥には
鑑真さんのお墓があります。
ここにも、手を合わせてきました。
しかし疲れました。
駐車場に入れるまで、一時間、お参りを終えるまで2時間かかりました。
奈良は今、平城遷都1300年祭。
ここ西ノ京からそのメイン会場の平城京跡までは、けっこう近いのです。
ナビには、渋滞の赤い線がたくさん…
近くのパルロワカフェでランチを食べて、中西ピーナツで豆を買い
そのまま、帰ってきました。
何だか疲れた。
せっかく奈良に行ったので、もっと回りたかったけど。
しかし、もうこれ以上、どこかの駐車場の入り口で待ちたくない!と思いまして。
やはり、好きな場所は平日に行かないと、と感じた日でした。。
(あ、名阪国道25号線は、比較的平日よりも空いてましたよ)
by kunikonakazato
| 2010-06-06 14:17
| こんな所・奈良